断熱をデザインする
世界水準の断熱性能を目指す
passiv ZERO の性能レベルは、「HIGH QUALITY」以上を適用した場合、ドイツパッシブハウス基準に相当。正に世界水準の断熱性能を有した住宅に生まれ変わります。
断熱とは?
断熱とはその言葉通り、熱を遮断し伝わりにくくすることです。断熱性能を高め、隙間をなくせば熱は逃げなくなり、冬は暖かく、夏は涼しい住まいになります。
断熱をしっかりとデザインするということは、1年中四季を通して快適に過ごせるようになるのです。
冬の朝、起きたときの暖かさが全然違う
ほとんど断熱されていないようなお家では、朝起きたときに厚手のセーターを羽織らなければ寒くてしかたないのに比べ、しっかりと断熱されたお家では暖房を使用しなくても、長袖のT シャツ1枚程度で十分に暖かいというほどの大きな違いがあります。
夏の暑さもしのぎやすくなる
断熱施工することにより、冬だけではなく夏も快適に過ごせるようになります。
屋根や天井を断熱することにより、エアコン1台で驚くほど快適な空間に生まれ変わるのです。
夏の太陽高度は高いため、屋根にはほぼ垂直に近い角度で日射があたります。屋根には熱い夏の日射が直接当たることになり、屋根の表面温度は70 度以上になることも稀ではありません※2)。屋根や天井の断熱はその熱を室内に伝えることを防いでくれます。
※ 2)…屋根材の種類や色によって異なります。
性能レベルを「HIGH QUALITY」以上に適用した場合
ドイツパッシブハウス基準に相当する断熱性能を実現!基礎・壁・天井を断熱材でまるごと包む
超断熱高性能な住まいは、冬の夜寝る前に暖房を切っても朝まで家の中があたたかく、夏の夜寝る前にエアコンを切っても朝まで心地 よい…。
しかも、家全体を断熱材で包み込んでいるので、居室もリビングも温度差がない快適空間。家の中の温度差により、高齢者が倒れる原 因ともなっていたヒートショックにも配慮された安心な住まいです。
飛躍的に削減できる光熱費。
750 万円もお得に。
太陽光を併用すると光熱費がゼロに!
断熱性を向上させると、少ないエネルギーで部屋を暖めることができるようになります。それにより、エネルギー消費量、光熱費を大幅に削減することが可能です。
一般の住宅では、35 年間で約896 万円の光熱費がかかります。
その金額だけでも大きいですが、それだけ地球や環境に負担をかけていることになります。
passiv ZERO は太陽光発電を採用しているので、光熱費が0円に。それだけで地球環境にやさしい家なのです。
断熱材セルロースファイバー
セルロースファイバーは、回収した新聞古紙を粉砕して自社で製造されたエコロジーな木質繊維の断熱材。外国からの輸入材に頼るの ではなく、地元の不要な新聞紙を集め、地域の家の再生に活かしています。地元の資源を使用することで、地域の循環とともに外国か らの運輸にかかるエネルギー消費力削減にもつながっています。
また、セルロースファイバーは「断熱の王様」とも呼ばれ、その性能も確かな断熱材です。
断熱性能を示す熱伝導率は0.034W/mk。断熱性はもちろん、調湿性、防音性、防燃性などの優れた特性も備えています。
また、独自の高い施工技術で最大限セルロースファイバーの沈下を防止することが可能です。
窓を断熱するということ
断熱性能でもうひとつ重要なポイントは「窓」です。
サッシから逃げていく熱は全体の48%。床・壁・天井をいくら断熱しても窓が断熱されなければ、そこから全て熱が逃げていきます。
断熱する際、窓はとても重要なポイントとなります。
断熱性の高いサッシとは?
サッシ枠は樹脂や木製などを採用し、ガラスもLOW-E やトリプル(3層)ガラスを推奨しています。
passiv ZERO の「ULTRA HIGH QUALITY」では高性能な樹脂や木製のサッシ、ガラスは国内最上級のトリプルガラスを採用。
天然木は一般のアルミに比べ1,800 分の1の熱伝導率で、木製サッシとアルミサッシでは断熱性も大きく違ってきます。ガラスは、 Low-E ガラスを含め合計3 枚で構成され、空気層を含めると、合計で36mm の厚さになります。HIGH QUALITY では、高性能な樹 脂製高断熱サッシ(Low-E ペアガラス)、STANDARD QUALITYでは樹脂サッシ(Low-E ペアガラス)を採用しています。
窓からの熱損失を最小限に抑えることができ、また、優れた遮音性により、外部からの騒音から解放され、家の中から外に漏れる音も防ぎます。